乙訓・まちの話題…P18

2市1町のユニークなまちの活性化の動きを集めました!

【Otokuni】2018年12月2日・F Mおとくにが開局!

2年の準備期間を経て、地元F Mラジオ局がついに開局
長岡京・バンビオ&向日・イオン2つのスタジオから公開生放送!!

 昨年12月2日、乙訓地域初のコミュニティーFM局「FMおとくに」が開局しました。周波数は6.2メガヘルツ。向日市・長岡京市・大山崎町に向けた地域に根ざした情報を発信するラジオ局です。

 記念すべき開局日(12/2)は、スタジオのある長岡京市(バンビオ1番館内)、向日市のサテイトスタジオ(イオンモール京都桂川内)の2カ所で開局記念セレモニーと生放送が行われました。どちらのスタジオにも市民や買い物客など多くの人が集まり、たいへんな盛り上がりでした。

 長岡京スタジオでは、一般社団法人「FMおとくに」の谷明憲代表理事が「防災の情報源としてラジオを活用します。今後とも市民の皆さんのご支援をお願いします」とあいさつ。その 後、中小路健吾長岡京市長、山本圭一前大山崎町長らとともに、開局に尽力した関係者の皆さんがテープカットを行いました。

 開局当日は、たくさんの方々の激励や声かけに「FMおとくに」スタッフの皆さんは感激されていました。また、地域の身近な情報を伝えてくれるのは、ほとんどが地元住民のボランティアDJ講師の出口貴章さんによる講座などを経て、着々と準備を進めてきました。 

 

放送を支えるのは、番組スポンサーと地元住民のみなさんです!!

 一方、イオンモールのサテライトスタジオで行われた開局セレモニーも大勢の人で賑わいました! 一般社団法人「FMおとくに」波夛野賢副代表理事のあいさつで始まり、安田守向日市長、イオンモール京都桂川ゼネラルマネージャーの東雅史氏、府議会議員・磯野勝氏など、地元企業と官公庁より多くの来賓が来られ、華やかにテープカットが行われました。

 テープカットの後には、これからのまちづくりや、イオンモール京都桂川店との連携、地域におけるFMおとくにの役割などについて、安田市長、東GM、波夛野副代表によるフリートーク。パーソナリティー出口貴章さんの軽妙な司会で、オープンスタジオ前には地元住民や買い物客が熱心に耳を傾けていました。また、スタジオ前には、デジタルサイネージ広告が稼働しており、サントリーホールディングス株式会社はじめ多数の地元企業がスポンサーとなっています。 

  「FMおとくに」は、市民の皆さんがゲストとなって出演することや、あるいは番組スポンサーとなって出演することもできます。またDJやボランティアスタッフとなってお手伝いしてくれる人も募集しています。私たち一人ひとりがかかわりを持ちながら、地元ラジオ局が地域文化として発展し根付いていくよう、協力し盛り上げていきたいですね。

 

一般社団法人FMおとくに

●京都府向日市寺戸町七ノ坪141SU・BA・CO4F

●facebook「FMおとくに」で検索

 ●http://fm-otokuni.com/

 

 

【Otokuni】竹のまち“乙訓”発!カッコイイ竹の机が、京都デザイン賞2018入選!

Bamboo Desk(バンブーデスク)

 2018年11月1日「京都デザイン賞2018」の入選作品表彰式が、京都府旧議会場で行われました。入選したBamboo Deskは、乙訓地域で活躍する竹垣専門店「長岡銘竹株式会社」とデザイン事務所「クリエイティブオフィス・ハーズ」とのコラボ製品。

 いったいどんな製品かといえば、会社や学校などにあるスチール製の折りたたみ机にぽんとかぶせるだけで、味気ない机がクールな竹の机に変身するというもの。つまりこの作品は、竹でできた天板なのです。この製品をオンするだけで、風情のある机に一瞬にして変わります。オプションで前カバーもあり、イベント会場などでセットして使えば、雰囲気を演出できる上、恰好いいアイコンになること間違いなし!!

 こんなアイデアとデザインを提案したのは、おとくにSanpoの編集デザインをしている片倉文恵さん。一方、片倉さんの案を見事なカタチにしたのは、以前職人ページにも登場していただいた京もの認定工芸士の真下彰宏さん。ふたりの得意技を合わせることで、『京都の伝統と文化を守りながら、新しい京都のデザインの創出を図る作品』という審査基準に見事に合格したのです。

 今後の目標は、この机を乙訓地域のより多くの事業所や団体、イベントで活用していただくこと。そしてBam booDeskで竹のまち「乙訓」をもっとアピールできれば・・とのことです。

 

銘竹株式会社
京都府乙訓郡大山崎町円明寺海道19
EL 075-925-5826 FAX 075-951-6865
ttps://nagaokameichiku.com/

エイティブオフィス・ハーズ
京都府向日市寺戸町七ノ坪141 SU・BA・CO4F
EL 075956-6677 FAX 075-956-6688
ttps://www.hers-kyoto.com/

 

 

【Otokuni】1月12日、暮らすまち大山崎に新しい週末マルシェがオープン
 ∼週末の食卓を彩る朝の一時間∼ 『山崎ビオマルシェ』

 「イベントではない、日常づかいのマルシェをたいんです」と、 J R山崎駅前にある料理教室レリッシュの森かおるさん。レリッシュは、これまでも、毎月10日に山崎十日市、春秋年2回の天王山ファーム&フードマーケットを長年開催しており、町内外からたくさんの人が訪れる人気のマルシェにしてきました。

 今回の山崎ビオマルシェは、 「どちらかといえば、市場のイメージ」だと森さん。ですから、毎週土曜日に必ず開きます。でも、朝の8:30∼9:30というたったの1時間だけです。土曜日の朝に、ちょっとだけは早起きして、新鮮で安心な野菜や食材を買って帰り、家族みんなで週末の食卓を囲んでもらいたいという、ライフスタイルの提案でもあります。

 森さんは、聴竹居で開催している「素材を味わう食事会」でコラボしたこだわりのコーヒー焙煎所・大山崎COFFEE ROASTERSの中村さんご夫婦と作戦会議を繰り返し、「無・減農薬でいいお野菜を作っているのに、流通で苦労している農家さんをなんとかしたいよね」「早朝の方が、その後に農家さんは農作業に戻れるし、いいかも」「朝ごはんは、焼きたてパンとコーヒー派?それともお出汁の効いたお味噌汁と炊きたてご飯派?」…。それはそれは、ワクワクする時間だったと。

 かくして、場所も屋根のある大山崎ふるさとセンターのエントランス前を借りることができ ました。信頼する農家さんや出汁屋さんも出店を快諾。パンはレリッシュの人気パン教室の先生が焼いてくれます。1月12日からスタート。さあ、味しいものを探しに、ちょっと早起きしてくださいね。

 

山崎ビオマルシェ

●1月12日(土)より、毎週土曜日 8:30∼9:30
●主催:Relish 運営:山崎地産文化交流プロジェクト 
●協力:大山崎COFFEE ROASTERS
●問合せ:Relishまで 
  ☎075-953-1292 
  E-mail info@relish-style.com
●出店情報 
  http://yamazakibiomarche.strikingly.com/

 

 

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